2013/08/29

【製図】初受験合格者の声 tsukkyさん(京都府)

ウラ指導、独学にてH24製図初受験合格者のtsukkyさんから、製図対策についてメールいただきました。(ウラ指導初受験合格者一覧はコチラ

tsukkyさんは製図試験オツカレサマ会でお会いした、京都在住のめっちゃおもろい人です。するどくあたたかいツッコミはさすが関西人!!

ペンギンさんのブログでもそのお人柄が紹介されています。(ちなみにKはカエルです)

今年(H25)の100名講習会でペンギンさんが
「京都の受験生で集まって、自主的に模試を開催した方がいました」
というのはtsukkyさんのことです!

では、tsukkyさんの合格体験記をご紹介します。合格へのコツやヒントがいっぱいです。

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ウラ指導で良かったのはフォーラム形式だと思います。
ウラ指導では課題を提出して、フォーラムの議論が始まって、数日後に答案の添削が返ってくるという流れです。まず問題を解いてすぐ疑問点をフォーラムに投げかける事ができ、他の受講生ともああでもない、と議論をすることができます。そんなこんなで問題に対する理解が深まってきたころに添削が返ってきて、なるほどなと思えたり、さらに疑問に思うことがあったりして、またフォーラムに疑問をぶつける事になります。

一つの課題に対して長期間考えることになるのはとても役に立ったと思います。
質問するためには自分のプランを文章で説明し、考え方も文章にしないといけないので頭の整理にもつながりました。


フォーラムでの質問に対する講師の方の回答はとても信頼度の高いものになります。
というのも回答が文章になり、公開されるため、ごまかしがきかないためです。実際に添削の内容が修正されるといったことも起こっていました。予備校などでは添削の講評も質問も、その場限りになってしまうため1人の講師の見解にすぎない場合なども多いのではないかと思います。

ウラ指導のシステムでは、自分の疑問に対して、ウラ指導が組織を挙げて分析・検討した結果を受け取ることができるのでかなりレベルの高い指導を受けられると思います。しかもそれを他の受験生と共有できるのでその蓄積はかなりのものだと思います。私は大事だと思った議論はすべてプリントし読み返していました。


添削の良さは自分の弱点に集中して対策することができる点にもあります。
一例をあげますと、僕ははじめのころ、吹抜けがあると、2階の面積に参入するのを忘れて面積割がうまくいかなかったり、コア廻りの設計に苦労したりしていました。ですのでウラ指導の課題に「吹き抜けを設ける」などと条件を加えて解き直してみたりもしました。


添削だと提出しなくなってしまう恐れがあったのでスケジュールをたてて、それはなんとか守るようにしました。
スケジュールを書き込んだカレンダー(手描き)に作図にかかった時間なども書き込んでいくようにしました。
時間は最後までなかなか苦労したのですが、細かく時間配分を設定しました。課題を解いた後の反省で、どの項目でどれだけ遅れたかなどを記録し、どうすればよかったかなどをリストアップしました。最後にはどの課題でどんなミスをしたかが見直せるようにしました。
 

ウラ指導のほかの受験対策
エスキス対策として学科製図.comの本を参考に読みました。日建学院の本の設備の部分が分かりやすかったので何回か立ち読みしました
  

作図方法
作図方法は最終的に外壁線まで定規で線引き、間仕切りはフリーハンドという方法にしました。長い線は圧倒的に定規が速く、こまごましたところはフリーハンドのほうが描きやすいからです。
シャープペンは0.7の2Bと0.4の3Bを使ってメリハリが出るようにしました。


模試について
大阪府建築士会の模試を受けましたが、これはいろんな問題があるなあということを知ったのと、何がでても慌てないように、ということを学んだぐらいです。

あとはフォーラムで呼びかけをして、関西組で模試をやったのですが、これはとても役に立ったし面白かったです。もっと早い時期からいっぱいやればよかったと思いました。


試験の解き方
試験の解き方としては、早目に計画の要点のところを読んで、出題者は何を応えてほしいのかなというのを考えるようにしました。それを考える事でプランの方向性を検討する材料になりますし、「説明できるプラン」をつくることにもつながります。

 
まとめ
まあ、ペンギンさんも言ってますがやっぱり楽しむことは大事かなと思います。普段はこんなに多くの基本設計をする機会もないので、それ自身楽しむことができましたし、実例めぐりも楽しかったです。そういう意味ではフォーラムで試験に関係なくても面白そうな空間を見つけて褒め合ったりするのも面白そうだな、と思いました。

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