2011年6月。
勉強1年目のカエルはゴマさんの施工講習会を浮気して、前半戦製図講習会に行ってきました。製図の講習会はH22年度美術館ユープラにも参加させていただき、「ヤバイ、なんかとっても大変そう!」と感じていました。受験生の本試験再現図をもとに、あーでもない、こうでもないと盛り上がっていました。白黒つけられる学科試験とはまた別の雰囲気。
当時の心境は、
施工~?結局アンキモノでしょ~?何とかなるから、製図の世界のぞいてこよー。学科の次は製図だし。学科受かったら、角番組にまじって試験受けなきゃいけない。製図の雰囲気を見ておかねば。
(結果、何ともならずにもう1年学科をすることに・・・)
当時の会場は学科講習会より若干狭めの場所で3人掛けがほぼ埋まってる状態でした。まわりの人たちはすべて、学科合格者。そう思うと、学科対策中のカエルは激しく緊張してました。
そこへなんと講師のペンギンさんが
「えー、ではカエルさん、王様はどれですか?」
講習会あるある。
なぜかカエルはよく当てられます。講師の方は出席者リストの上から当てていくことが多い。苗字がア行だからと思っていたら、申し込み順にリストがならんでるらしいです。日付変わったら速攻で申し込んでいたもんなー。
講義は前年度美術館の「展示部門」「収蔵部門」「共用部門(アトリエ)」「管理部門」のうち、王様はどれ?というもの。
直前の講義やユープラでアトリエの扱いが合否に大きく関係していた、と話があったのと、製図のウラ指導は購入済でしたが、読んだだけで実践してない状態。
カエル「えっ!?王様・・・ですか?」
講師 「えーっと(リストを見て)カエルさんはそうかー、初受験なんですねー。
まあいいや。王様、つまり何が一番重要だと思いますか?」
カエル「えっと・・・展示室でしょうか?・・・アトリエ・・・う~んゴニョゴニョ」
講師 「課題は『美術館』なんです。アトリエにふりまわされてる人が
多かったのですが『美術館の展示部門』が王様なんです!」
ペンギンさんが王様についてことさら強調している。きっとここが肝心なとこだ。内心、アトリエも捨てがたいと思ってたカエルは講義を聞きながらどういうことだ?と考えた。
王様、王様ってナンダ!?
製図課題は「小都市に建つ美術館」
『美術館』が美術館たりうるにはどうすべきか?
逆説的に考える。
「管理部門」、事務室が王様だとすると『事務所ビル』
「収蔵部門」、収蔵庫が王様だとすると『倉庫』
「共用部(アトリエ)」が王様で「展示室」が従者の場合は『ギャラリー併設のアトリエ』もしくは『ギャラリー併設のコミュニティセンター』ってことか。
「展示部門」が王様で「アトリエ」が従者の場合は『アトリエ併設の美術館』
施主が『美術館』ほしいって言ってるのに、「アトリエ充実させました!!その作品を展示するための展示室(という名のしょぼいギャラリー)もつくってあります!」っつってもそりゃ怒るわな。
この講習会が『王様』の定義を考えるきっかけとなり、製図試験の肝要が体得できたことで翌年の製図対策につながりました。
ちなみに次回の合格物語主催の施工講習会ではバージョンアップしたゴマドリルがいただけるそうです!施工の仕上げにぜひ、参加をおススメします!!
【追記】
padmateaさんも、コメント↓で
早い時期に、製図を視野に入れて勉強しとくのは、ほんと大事だなーと今でも思いマース!
とおっしゃってます。
【追記】
padmateaさんも、コメント↓で
早い時期に、製図を視野に入れて勉強しとくのは、ほんと大事だなーと今でも思いマース!
とおっしゃってます。
おおお。
返信削除よく考えたら、ニアミスでした。
私が講習会出たのは、事務所ユープラでした!笑
しかしまぁ、同じく学科勉強時に感じた製図ユープラの独特な雰囲気に、ちょとどころかかなりびびったのは私も!です。
今でも、あの妙に緊迫した(?)空気をよく覚えています。
仰せのように、やっぱり実技だけに、合格の正確な基準がわかりづらいせいかもしれませんね・・・
あの苦労というか苦い経験は、経験者だけにしかわからない、といわれるとアレですが、
ともあれ早い時期に、製図を視野に入れて勉強しとくのは、ほんと大事だなーと今でも思いマース!
忙しいなか、記事アップおつかれさまです~♪
わーい、ニアミス!ニアミス!!
削除事務所のときなんて、相当荒れてたんじゃ・・・。友人は、解ききれなくって試験後泣いた、って言ってましたもん。あの年じゃなくって良かったと思います。
padmateaさんこそ、記事UPスゴイです!
わたしももっと早く文章まとめて、UP頻度あげられるようになりたい・・・。
実は・・・
返信削除その前半戦製図講習会と美術館のユープラ、私も参加してました!(ニアミス!!)
事務所ユープラのときは、角番落ちでふてくされて参加せず(笑)
製図試験の受験回数ばかりが増えていくのになかなか出口が見えず、本当に私は合格できるのかと思っていました。
カエル師匠もpadmateaさんも一発で合格されてすごいなーと思っていましたが、やはり学科のときから意識して準備されていたのですね。改めてお二方はすごいなーと思いました^^
わぁ!みろくさん!まさにニアミス!!笑
削除学科生のくせに、当てられてワタワタしてたカエルです。&製図組の皆さんは休憩中、仲良さげに談笑してらして、アウェー感ありましたが「あの中に行くぞ!」と沸々と闘志を燃やしておりました。
実は老健ユープラも参加しましたが、風邪でもうろうとしてて(またか!)あまり記憶がございません・・・。